すべてのウェブサイト

アルミや鋼板などの金属素材に有機コーティングを連続的に塗布した素材をプレコートメタル(PCM)といいます。PCMは文字通り鋼板の加工に先立って塗装されコイル状に巻き上げられたものであり、後加工工程におけるコーティング面の耐スクラッチ (傷付き) 性・耐摩耗性の向上、柔軟性、新しいテクスチャの開発等が常に求められています。

Orgasol® の配合によりコーティングの耐久性が向上します。Orgasol® の添加により、ソフトで均一な触感のコーティングが得られ、高いレベルの耐摩耗性、あるいは耐摩耗性を向上させつつ柔軟性が要求されるコーティングに適しています。Orgasol® の添加は、耐候性に影響を及ぼさないため、外装建材の性能を改善するコーティングに使用できます。

さらに、Orgasol® のグレードラインナップは、20~60μmの平均粒子径をカバーしています。塗膜の厚みや他の要求特性に応じて、グレードの選択が可能です。

粉砕工程を要する他の競合製品と比べると、Orgasol® の粒度分布はよりシャープで (狭く)、製造プロセスにおいて正確に制御されています。Orgasol® の特性をご理解いただくには、当製品と他の一般的な添加剤との比較評価をご覧下さい。

Orgasol® パウダーを使用して熱硬化性ポリエステル樹脂の柔軟性を改善することは、とりわけ他の添加剤が柔軟性を低下させる可能性がある場合において、塗料メーカー様から多大なる関心をお寄せいただいてます。これらのケースでは、制御された極微粒子であるOrgasol® は、熱硬化性ポリエステルのマトリックス中で靭性改善剤としての役割を果たし、耐摩耗性とコーティングの耐久性を改善します。上記効果を最適化するには、適切なサイズのOrgasol® グレードの選択が重要です。例えば、より小さな粒子径の選択により、柔軟性が向上します。

組成性の面では、Orgasol®は、あらゆる種類の溶媒や樹脂システムに容易に分散し、特にコイルコーティングによく使用されるポリウレタンやポリエステル系のPCMにしばしば使用されます。

Orgasol® の潤滑特性の詳細について

Top