セル製造用電池材料
リチウムイオン電池の部品
- 電極(負極・正極)
- 活物質(LFP、LCO、NMC、グラファイト、その他)
- 電極バインダー(Kynar® PVDF - HSVシリーズ)
- セパレーター(ポリオレフィン、その他)
- セパレーターコーティング(Kynar Flex®PVDF - LBGシリーズ)
バッテリーイノベーションを推進する
グローバルネットワーク
Kynar® PVDFをベースとしたバッテリーセル用セパレーターコーティング
セパレーターは、電極間でのイオン移動を可能にしながら、短絡を防止するという重要な役割を担っています。
アルケマは、Kynar® PVDFに関する高度な専門知識を活かし、セルの製造時から使用期間全体を通じてセパレーターが高性能を発揮できるよう最適化に取り組んでいます。セパレーターと電極間のドライ接着性を精緻に制御することで、PVDFベースのコーティングは製造工程における部材のズレを防ぎ安定した組立を実現します。加えて、ポリオレフィン系セパレーターと比較して優れた電解液濡れ性を実現します。さらにPVDFは、特にセラミックコーティングと組み合わせることで、高い熱寸法安定性を発揮し、安全性の向上にも寄与します。
バッテリーセル用 正極(カソード)バインダー
アルケマの Kynar® PVDF は、高い電気化学的耐性、高純度、優れた機械的安定性、そして加工性の高さにより、業界のリファレンス材料として確立されています。
電極の製造工程は、活物質、バインダー、導電助剤を混合し、均一なスラリーを形成することから始まります。この工程は、粘度を適切に制御したスラリーを得るための重要なステップです。アルケマの電池技術の中央研究所には、コーティングおよび乾燥設備を備えた最先端のドライルームが設置されており、正極分野におけるアルケマの専門性をさらに高めています。
最先端のR&D設備:バッテリーセルのパウチ組立と評価
アルケマは、世界各地に展開するR&Dラボのネットワークを通じて、戦略的パートナーシップを活かし、バッテリー業界の変化するニーズに対応しています。
これらの設備では、コインセルおよびパウチセルに対応した組立と評価試験を行っており、次世代のエネルギー貯蔵ソリューションの開発を支えています。
エマルションPVDF:バッテリーセル製造における溶剤フリー技術を支える材料
本ホワイトペーパーでは、バッテリー電極およびセパレーターコーティングの製造プロセスに着目し、新しいバッテリーセル製造プロセスにおけるエマルションPVDF技術の有用性を解説します。ポリフッ化ビニリデン(PVDF)は、リチウムイオン電池やナトリウムイオン電池のバッテリーセル製造分野において実績のあるバインダー材料であり、正極用バインダーおよびセパレーターコーティングとして求められる主要な材料特性を同時に満たしています。
バッテリーセル分野におけるアルケマのR&D拠点
2021年に拡充されたフランス・リヨンのアルケマ・バッテリーセンターは、電池技術の進化を支える拠点として重要な役割を担っています。現在主流のリチウムイオン電池技術に加え、半固体、全固体、ナトリウムイオン電池など次世代バッテリー向けの材料開発に取り組んでいます。本センターは、アジアおよび米国にある他の研究拠点と連携しており、最先端の技術を備えることで、バッテリーメーカーに対し、実使用条件に即した信頼性の高いデータを提供し、次世代バッテリーの開発スピード向上に貢献しています。アルケマ・バッテリーセンターについて詳しくはこちら
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