3D プリンティング用高機能材料
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Easy3D - アルケマの3Dプリンティング・デジタルプラットフォーム
Easy3D デジタル プラットフォームは、推奨材料の問い合わせを容易にし、オンデマンド製造のための意思決定と部品アプリケーション開発をサポートします。
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アルケマの先進的な材料を使用した
3Dプリンティングの応用例
日用品・家電・電子機器
アルケマのABC(Advanced：先端的な、Bio-Circular:植物由来で、循環型の)材料の主力製品である Rilsan® PA11は、PBFによる 3D プリンティングに最適な材料です。 100%植物由来の Rilsan® PA11 は、優れた柔軟性に加え、日用品や家電製品、電子機器用途に求められる耐薬品性と耐疲労性を備えています。化粧品パッケージ、メガネ、電子機器など、アルケマの材料を使った最近の用途をご紹介します。
日用品・家電・電子機器への応用例
工業用途
ヘルスケア用途
Rilsan® PA11は、一人ひとりに合わせた細かな調整や修正が必要な義肢装具や矯正装具 (矯正装置)などの医療機器用途に最適な素材です。 PA11には特徴的な柔軟性があり、耐屈曲疲労性に優れるので、PA11による3Dプリント医療機器は着用感に優れた、高いレベルの快適さを患者様に提供できます。 また、Rilsan® PA11を使用した 3Dプリント造形品は、耐衝撃性に優れ、デオドラント・制汗剤などの化粧品・コスメの化学薬品に対して耐性があり、汚れなどを容易にふき取ることができます。 これらの理由から、アルケマの100%植物由来の Rilsan®PA11は足首装具(AFO)、医療用インソール、頭蓋形状矯正ヘルメットなどの用途に選ばれています。
医療機器用途への応用例
スポーツ用途
スポーツ業界は 3Dプリント技術を最初に取り入れた業界の 1 つです。今日では、高性能な素材を使用して、機器やアクセサリの一部または全体を3Dプリントしていているものを見かけることがあります。アルケマの材料は、複雑で軽量化を担う格子状構造やカスタム部品の作成に最適であり、同時に3Dプリントされた部品の性能も期待できます。具体例として、スキー ブーツ、ヘルメット、ゴルフ クラブなどがあります。
スポーツ用途への応用例
自動車・輸送用機器業
アルケマの高機能ポリマーは自動車・輸送用機器業界の進化とともに歩んでまいりました。 今日、革新的なAM技術とRilsan® PA11のような先端材料により、自動車・輸送用機器業界は市場投入までの時間を短縮し、部品設計の自由度を高めることができるようになりつつあります。
具体例として、ハーネスプロテクター、曇り止めノズル、ドア開閉機構などがあります。
自動車・輸送用機器用途への応用例
3Dプリンティング・サービス
アルケマは、設計、シミュレーション、造形、後処理の各ステップで、お客様のあらゆるニーズに対応する、最高のサービスを提供できるよう鋭意努力しております。なお、アルケマ単独では難しい場合は、協力会社との連携をもって対応しております。
AON3D
アルケマの Kepstan® PEKK を用いた KIMYA PEKK-A フィラメントは、機械特性、耐熱性、耐薬品性に優れたポリアリルケトンの材料です。Kepstan® PEKK は、3D プリントを容易にし、層間密着力が高くなるように設計されています。このタイムラプス(低速度撮影)は、Kepstan® PEKK 流体ミキサーをAON M２で造形している様子を、内部の構造が見えるように一部を切り取って撮影しています。
材料技術者が集まって2015年に設立された AON3D は、モントリオールを拠点とする積層造形のハードウェアからソフトウェア、そして材料科学を取り扱う企業です。 AON3D の大型で高温対応した産業用 3D プリンター、AON M2＋でArkemaのKepstan® PEKKを用いれば、機械特性と耐熱性に優れた複雑な形状の部品を簡単に造形できます。
Materialise
マテリアライズが、アルケマと共同開催したウェビナー、「アイウェアの持続可能性を強化する：アルケマとの植物由来PA 11 材料についての物語」をぜひご覧ください。このウェビナーでは、性能に妥協することなく、持続可能な素材でアイウェアを 3D プリントで造形する可能性について学ぶことができます。また、マテリアライズが3D プリントで実現した美しいRilsan® PA11アイウェア・フレームを紹介するショート・プロモーション・ビデオも併せてご覧ください。
RILSAN® PA11 について詳しく見る
Lynxter
Lynxter は 2016 年設立のフランス企業で、インダストリー 4.0 AM工作機械を設計・製造しています。Lynxter社の研究開発チームは、鋳造アルミニウム製のインテークマニホールドを軽量化に取り組み、 そのデザインと材質を見直し、鋳造アルミからアルケマのKepstan® PEKK樹脂に変更して3Dプリントで造形することを選択しました。非晶状態のPEKK(PEKK-A) で造形されたインテークマニホールドは、この用途に必要なレベルの機械特性と耐熱性を満たしていました。
KEPSTAN® PEKK による金属部品代替について