▪️ Zenimid™フィルム、韓国「ヌリ」(KSLV-II)ミッションの衛星ソーラーアレイ基材として採用
▪️ 韓国の衛星プログラムで初めてZenimid™ポリイミドを採用、宇宙用途向けポリイミドの重要な節目に
Zenimid™ポリイミドフィルムを用いたロール式ソーラーアレイ
アルケマのグループ会社であるPI Advanced Materialsは、Zenimid™ポリイミドフィルムを活用したロール式ソーラーアレイを搭載した衛星が、韓国の「ヌリ」(KSLV-II、韓国型宇宙ロケット)第4回打ち上げで無事打ち上げられたことを発表しました。
今回の衛星打ち上げミッションでは、Zenimid™ポリイミドフィルムが Flexell Space 社 (英語外部サイト) によって開発されたロール式ソーラーアレイの基材として使用され、衛星に統合されました。これは韓国の衛星プログラムにおけるZenimid™の初採用であり、実際の宇宙環境での適用可能性を検証する上で重要な節目となります。このソーラーアレイはインハ大学が開発した衛星「INHARoSAT」に搭載され、ヌリ(KSLV-II)の第4回打ち上げで宇宙へ送り出されました。
Zenimid™ポリイミドフィルム は、高真空や極端な温度変化を含む過酷な宇宙環境下で、優れた機械的安定性、熱的耐性、耐放射線性を発揮するよう設計されています。INHARoSATが安定軌道に到達後、ソーラーアレイの発電性能や運用信頼性に関する軌道上評価が行われ、宇宙用途向けへの適合性がさらに確認される見込みです。
PI Advanced Materialsは10月、Flexell Spaceと次世代衛星ソーラーアレイ向けポリイミドフィルムの共同開発・商業化に関するMOUを締結し、宇宙対応PI材料の進化に向けた協力を強化しました。
Zenimid™ポリイミドのヌリ第4回打ち上げへの適用は、韓国国産ポリイミド材料の宇宙用途可能性を示す重要なマイルストーンです。今後も、韓国の先端材料の信頼性と技術競争力を、世界の宇宙産業においてさらに高めていきます。