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Erpro 3D Factory は、独自の統合化された物流体制をヨーロッパで構築しました。これはアルケマの革新的な植物由来の熱可塑性ポリアミド・エラストマーを使用した選択的レーザー焼結(SLS)技術による、特注部品の 3D プリンティング製造を可能にするもので、エラストマーによる 3D プリンティングが重要で画期的なレベルに到達したと言えます。

アルケマの Pebax® Rnew® エラストマーは、再生可能なトウゴマの種子から得られるヒマシ油から部分的に製造されており、高機能スポーツ シューズ、家電製品、医療機器などの要求の厳しい用途に使用されることが世界的によく知られています。この革新的なエラストマーで作られた部品は、通常、軽量性卓越した反発性(エネルギーリターン)を併せ持ち、射出成形や押出成形で製造されるのが一般的です。Pebax® Rnew® エラストマーから 3D プリント部品を大規模かつ柔軟に特注生産できるということは、取りも直さずお客様における新たな可能性を広げられるということであり、Erpro 3D Factory と Arkema の双方にとっての画期的な出来事といえるでしょう。
 
アルケマ 3D プリンティング・プログラム・ディレクターであるAdrien Lapeyreは、次のように述べています。
 「このエキサイティングな新しいサービスを発表できることを大変うれしく思います。植物由来材料による 3D プリンティングでErpro 3D Factoryと協力することにより、粉末床溶融結合方式 (PBF) の一つである高度なレーザー焼結(SLS)法に最適化された革新的なエラストマーパウダーを開発することができました。ぜひともお客様と協力いたしまして、3D プリンティングの利用により可能となるエキサイティングな新しい用途・製品を速やかに市場に投入できることを楽しみにしています。」
 
Erpro グループCEOCyrille Vue 氏は、「アルケマと提携することで、TPU 素材を超えた画期的な製品製造が可能になります。Pebax® 熱可塑性エラストマーは、性能の面でも、再生可能資源の利用の面でも、私たちの製品を全く新しいレベルに引き上げてくれます。」と述べています。

新しい Pebax® Rnew® パウダーで造形された部品は、 EASY 3D プラットフォームから入手できます。このユーザーフレンドリーなプラットフォームにより、お客様は即座に見積を受け取り、希望する部品を注文できます。
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