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当プログラムで認証されたトウゴマ栽培農家は現在8,000を超え、各農家でも収穫量が増加する効果が見えています。9,000 ヘクタールを超える多くは半乾燥の農地において、持続可能なトウゴマ規約SuCCESS®に従った栽培が継続的に行われています。

アルケマ、BASF、Jayant Agro-Organics、および現地における実施パートナーであるSolidaridadによって2016年5月に発足した当プログラムは8年目を迎え、当年の成果が発表されました。

 

  • トレーニングを受けた農家は10,000人以上、うち監査、認定を受けた農家はおよそ8,000人
  • 100,000トンを超える認証されたトウゴマの種子を収穫 
  • 8年目の収穫量は、現地の地方自治体が発表したトウゴマの収穫高に比べて57% 向上
  • 現在、9,000 ヘクタール以上が、持続可能なトウゴマ規約SuCCESS® に従って定常的に耕作されており、累計では36,000ヘクタール以上。トウゴマの高い収益性を受け、Pragati認定農家はトウゴマ栽培に利用される農地を拡大
  • 水の利用状況がモニタリングされている実演農地では、地域平均と比較して水の消費量を約33%削減
  • 約8,200個の安全キットと5,500個の農薬製品ボックスを無償で配布 
  • プロジェクトを実施しているすべての村で100以上の医療キャンプを開催し、6,000人以上のプロジェクト参画農家2,300人超のプロジェクト非参画農家、従業員およびその家族の医療モニタリングを実施、うち女性は半数を占める
  • 今年度はトウゴマ農家を対象に428回を超える能力開発研修を開催
  • 700人以上のリーダー農家を選任し、認定農家グループを指導するための研修を実施

女性の参画とエンパワーメント

現在第3フェーズ(2023-2026年)となるPragatiプログラムは、女性によるトウゴマ栽培への参画を増やすための支援に重点を置いています。今年度は17のプロジェクト地域から1,100人以上の女性が本プログラムに参加しました。その全員が本プログラムのデジタルリテラシーと金融リテラシーのトレーニングモジュールにも参加することにより、家計や世帯の意思決定における積極的な関与の促進に繋がりました。

プロジェクトの出発点

このプロジェクトは、世界のひまし油供給の大部分を担うインドのグジャラート州で、1,000人以上のトウゴマ農家を対象としたベースライン調査から始まりました。調査を進める中で、農家がトウゴマについて、栽培が容易で販売しやすく、収益性の高い作物だと考えていることが明らかとなりました。

このプロジェクトのゴールは、持続可能なトウゴマ作物の生産を可能にすることで、下記の目標を掲げています:

  • 適切な農業手法を用いて収穫高と農家の収入を増やす
  • 水資源の効率的利用と土壌肥沃度の維持
  • 適切な廃棄物管理手法の導入
  • より良い安全衛生慣行の実践と人権の尊重

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