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昨年アルケマは、植物由来Rilsan®ポリアミド11のカーボンフットプリントを大幅に削減し、2kg CO2e/kg(1)未満に達したことを発表しました。今回アルケマグループは、より多くの再生可能な電力源を使用し、生産拠点におけるエネルギー効率をさらに改善することで、二酸化炭素排出量をさらに1.3kg CO2e/kg(1)まで削減することを発表いたします。この新しい数値は、2025年1月以降のRilsan®ポリアミド11のグローバル生産に適用されます。
 

再生可能なトウゴマの種子を原料とする Rilsan® ポリアミド11 は、その構成炭素が100%植物由来で、その製造チェーンにおいて植物由来炭素はひまし油のみから供給されます(マスバランス方式によらない100%分離されたプロセス)。アルケマは、ヨーロッパ、北米、アジアの3つの主要地域で、このポリアミド11と、その原料モノマーから得られる各種ポリマーを生産しています。Rilsan®ポリアミド11は、新エネルギー自動車、3Dプリンティング、家電製品、高性能ランニングシューズなど、非常に要求の厳しい用途で幅広く使用されています。

これは、私たちの進化におけるもう一つの重要なマイルストーンであり、環境負荷をさらに低減させるという私たちのコミットメントを象徴するものです。

「この新しいカーボンフットプリント値は、化石由来の原料や従来のエネルギー源を使用して生産されたポリアミド樹脂と比較して、約80%の削減を意味します。 昨年の発表でも触れられたように、私たちのカーボンフットプリント値の低減は、特定のグレードや特定の製造拠点だけでなく、全世界で生産される製品全体に適用されます。

アルケマは、トウゴマの栽培からアミノ11モノマーの製造、そして最終的にはポリマーの重合、流通、さらにはリサイクルに至るまで、総合的な持続可能性の改善に取り組んでいます。私たちは、2030年までにポリアミド11のカーボンフットプリントを1kg CO2e/kgまでさらに引き下げるという大きな目標の達成に向けて順調に進んでいます。」

(1) この値はRilsan® PA11ニート樹脂の値です。正確な値はグレードにより異なり、ISO14040、14044、14067に従って計算された詳細は、ご要望に応じて開示いたします。

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