太陽電池・太陽光
Kynar®PVDFフィルムおよびKPK®バックシート
高耐久性Kynar® フィルム
Kynar® PGM TR 3層フィルムは、ピュアなKynar® PVDF外面層が、フッ素ポリマー・顔料混合物の中間層をはさむサンドイッチ構造で、特有の白色です。
外層がピュアなPVDFであるため、顔料や添加剤によってフッ素ポリマー含有量が低下する競合技術よりも、フッ素含有量は高くなります:
- Kynar® 3層PGM TRフィルム: 外層のフッ素含有率は~59%
- 一般的なPVDFフィルム:<50%フッ素
- 代表的なPVFフィルム:<41%フッ素
- FEVEコーティング:<<40%フッ素-供給者によって異なる
この外層面は、耐候性、耐汚染性、反射性、耐薬品性、耐発煙性に優れており、長期の防湿特性に優れることも証明されています。
ハイエンドKPK®バックシート向けの設計
KPK®("Kynar®/PET/Kynar®")バックシートは、両側の3層Kynar PGM TRフィルムとそれに挟まれた、厚いPETの中間層とで構成されます。
25年の間...
世界中のEPC(設計調達建設)企業が、世界で最も厳しい条件に耐えられる事が実証されている技術を求めています。そのような実証がされているKynar® 樹脂およびフィルムは、エンドユーザーに信頼と安心を提供します。
2014年、国際エネルギー機関は、太陽光発電が2050年までに世界最大の電力源になると予測しました。 世界の総電力需要の25%が太陽光発電と集光型太陽熱発電で供給されるだろうと述べています。こうした膨大な供給量を満たすために、太陽光発電モジュールは真に優れた性能と耐久性を実証する必要があります。
KPK®およびKPE®は、Arkemaの登録商標です。
Kynar® PVDF樹脂は、数十年もの間、世界で最も先進的な材料用途で使用されています。
アプリケーション:ケーブルタイに焦点を当てる
屋外の太陽光発電ケーブル管理システムには、さまざまな厳しい環境条件に耐えることができる耐久性のあるケーブルタイが必要です。 Kynar®PVDFケーブルタイは、UV放射に継続的にさらされた後でも、高温と低温の両方で機械的完全性を維持します。 さらに、Kynar®PVDFの優れた耐摩耗性により、ケーブルタイは、設置、砂、および破片によって引き起こされる機械的損傷に対して非常に耐性があります。 標準のケーブルタイが故障していませんか? 今すぐKynar®PVDFケーブルタイにアップグレードしてください!
当社がお手伝いいたします
当社はお客様の取り組みを理解し、世界のどこであろうとサポートさせて頂きます。当社のグローバルなPVイノベーションセンターがフランスにあり、米国、中国、韓国、日本には地域テクニカルセンターがあります。サポート内容は以下のとおりです。
- 共同開発
- オンサイトの試験、評価
- 分析、耐候性試験
- 貼り合わせ試験